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2024.07.30

名古屋ファクトリー

2024-07-30本日のFACTORY

皆さまこんばんは
名古屋FACTORY
笹林です
本日はラジエーターキャプについて解説していきます。
ラジエーターキャップとは

ラジエーターは、エンジンから発生する熱を冷やし、オーバーヒートを防ぐ重要な役割をもっています。その仕組みは、ラジエーターで冷やされた冷却水がエンジンへと送られエンジンから熱を奪い、ラジエーターに戻って再び冷やされてエンジンへと循環します。ラジエーターについているキャップを単なる栓と考えている人は多いようですが、実はこのキャップは非常に重要な役割を担っています。具体的に言うと、密閉弁、加圧弁、負圧弁という三つの弁の役割を果たしています。

密閉弁
ラジエーターから冷却水が漏れないように密閉する弁です。

加圧弁
冷却水の温度が上がり膨張すると、ラジエーター内の圧力が上昇し、冷却水の沸点も上昇(約120℃)します。沸点が高まることで冷却水として100℃以上でも機能し、オーバーヒートしにくくしています。万一、冷却水が沸騰してしまうと、体積が増し、圧力が高まることでラジエーター本体や経路が損傷してしまいます。そこで設定された圧力以上になった場合、ラジエーターキャップの加圧弁が開いて余分な圧力(冷却水)をリザーバータンクに逃がす仕組みになっています。

負圧弁
リザーバータンクに圧力(冷却水)を逃がし、温度が下がるとラジエーター内の圧力も下がります。そのままラジエーター内が負圧になってしまうと、逆にラジエーターが損傷する危険が出てきます。そこで負圧になると、ラジエーターキャップの負圧弁が開いてリザーバータンクから冷却水を戻すことで圧力を調整する仕組みになっています。

ラジエーターキャップが劣化すると

ラジエーターキャップは、密閉弁、加圧弁、負圧弁という三つの役割を担っているため普通の栓とは異なり、破損したり劣化したりしやすいパーツです。特に部品としてスプリングが使われているため、このスプリングが劣化すると正常に働かなくなるケースが多く見られます。ラジエーターキャップが破損すると、きちんと圧力を制御することができなくなるため、オーバーヒートが起きやすくなります。
目視でも点検は行えますが、他の部品に水漏れがある可能性がありますので、整備工場できちんと点検を行う事をおすすめします。

まだまだこれから暑くなりますので、車も人も日頃の管理が大切ですね。

本日の作業です
ホンダ ステップワゴンの納車整備です
エンジンオイル
オイルエレメント
フロントブレーキパッド
タイロッドエンドブーツ
ロアアームブーツ
補機ベルト
ワイパーゴム
エアコンエレメント
バッテリー
以上を交換いたしました
ご安心してお乗りください

名古屋Factory
指定工場
 
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